ガラス形状からフルオーダーメイド
当店では、様々な形状のペーパーウェイト、盾、トロフィーを販売していますが、数量がまとまればガラスの形状からフルオーダーメイドすることができます。
アクセサリ類や小物入れなど、様々なガラス工芸に属する商品の製造も可能です。これらのオーダーメイド製造に関しましては、会社のサイト「株式会社プレシオン」の「ガラス製品のオーダーメイド」のページで紹介していますのでそちらをご覧ください。
最低ロッド数
ペーパーウェイトなどの小物は、50個くらいからフルオーダーメイドが可能です。ただし高額にはなりますが1個からでも製造できないことはありませんのでご気軽にご相談ください。
■トロフィーや表彰楯などの大きな商品は20個くらいからでもオーダーメイドが可能です。
■当店に掲載しているほとんどのペーパーウェイトは、ガラスブロックをカット、研磨して製造しているものです。このようなものが50個からオーダーできます。
■「ガラスの靴」のような特殊な形状のものが金型製造になり、100個以上になることがあります。
■カラーガラスの場合は、サイズにより最低ロッド数が決定されます。(下記「ガラスの色」参照)
ガラスの素材
特別に指定がない場合は、透明度の高い最高級の無鉛クリスタルガラスで製造します。またソーダガラスやホワイトガラスでも製造可能です。
基本的には、ガラスブロック素材をカット、研磨して製造しますので、ガラス内部に歪みがなく、気泡もほとんどない物に仕上がります。 形状によっては金型製造になりますが、この場合、気泡や歪みなどが発生する確率が高くなりますのでご了承ください。
■クリスタルガラス・・・透明度の高いガラスでどこから見ても無色透明です。(色付きガラスを除く)
■ホワイトガラス・・・正面から見ると無色透明ですが切り口が多少青みがかって見えます。
■ソーダガラス・・・正面から見ると無色透明ですが切り口が緑がかって見えます。
ガラスのサイズ
厚さ25mmのペーパーウェイトを製造する場合、30mm厚のガラスブロック素材を削って25mmに仕上げます。 厚さ30mmの場合、そのまま30mm厚のガラスブロックが使えるかというとそうではありません。 表面を滑らかにするため、ある程度、削らなくてはならないのです。 30mm厚のガラスブロック素材の上は、50mm厚になるので、この素材から削って30mmにする必要があるのです。 つまり、たった5mmの違いで、材料費と加工料が上がってしまうので、単価もグンッと高くなってしまうのです。
どれくらい小さいものが製造できるのかと申しますと、500円玉くらいの大きさで厚さは10mmは可能です。 ホワイトガラスでしたら5mmから製造可能となります。このくらいのサイズになりますとペーパーウェイトとは言えませんが、キーホルダーやストラップなどのアクセサリ系も製造可能です。
ガラスの色
標準では無色透明になりますが、青・水色・緑・オレンジ・ピンク・黒(不透明)の色付きガラスも製造可能です。
最低ロッド数が多くなります。カラーガラスは工場に在庫がなく、ガラスブロックを新たに仕入れる必要があります。一番小さなガラスブロックは、約130×30×15cm 程度になります。そこから切り出しますので、例えば、5×5×5cm角ですと、約400個ほど取れるということになります。それが最低ロッド数となります。
名入れの方法
ガラスに名入れすることもできます。サンドブラスト彫刻、レーザー彫刻、カラー印刷の3種類になります。量産になりますとサンドブラストもレーザー彫刻も同等の金額で行えます。
サンドブラスト彫刻、レーザー彫刻、カラー印刷の詳細はこちらのページをご覧ください。
サンドブラスト彫刻(ガラス表面に彫刻)
ガラスの表面に彫刻する場合は、サンドブラスト(砂を吹きかけて彫刻する技法)で行います。こちらの方は1つ1つ手作業で行いますので品質にムラが生じやすくなります。国内でこの作業を行うことで品質のムラは回避できますがコストは上がります。
名入れ(ロゴなどの図案も含む)で品質のムラを減らし、コストパフォーマンスを実現するにはレーザー彫刻をオススメします。
レーザー彫刻(ガラス内部に彫刻)
ガラスの内部にレーザー彫刻することが可能です。
海外製造では、平面で表現する2Dクリスタルと、立体的に表現する3Dクリスタルの2種類に対応しています。
なお鋳造で製造したものはレーザー彫刻できませんのでご了承ください。
カラー印刷(ガラス表面に印刷)
ガラスの表面にフルカラー印刷することができます。
こちらの方法は現在国内加工のみとなりますので少々コストは上がります。
個別に名入れを行いたい場合
大幅なコストダウンが実現出来るのは、加工内容が同一の場合です。個別に氏名などが異なる場合はあまりコストダウンができません。盾やトロフィーなどは個別に異なる部分のみ金属プレートに名入れして貼り付けるという方法も可能です。
ケース
標準で下記のような化粧箱が付きます。もちろん、ガラスの形状、大きさに合わせての特注品です。
通常は左側の黒の化粧箱になります。色は、黒以外に紺色と赤があります。
ペーパーウェイトなどの小物に限り、右側のキャラメル式白箱という選択肢もできます。ただし特注になるため、ロット数が多くないと化粧箱よりも高くなってしまうことがありますのでご注意ください。
また製造ルートにより他のケースになることがあります。お見積り時にケースを指定しなかった場合は「お任せ」と判断させていただきますのでご了承ください。
試作品の製作
こちらの商品はオーダーメイド品となります関係で、商品受取後に「イメージが違う」という理由で返品することはできません。そのため、量産前に試作品を製作するサービスも承っております。サンプル制作料は2万円程度になります。 もちろん、必ずしも本注文いただく必要はありません。
納期
フルオーダーメイドは海外の工場(主に中国)で製造し、船便での定期混載コンテナ輸送となりますので、最低でも45日以上は必要になります。数量が多い場合などは2ヶ月以上かかることもありますので、余裕を持ってご注文ください。航空便を使用することも可能ですが、ガラス製品は重く、輸送料が高額になりますのでご注意ください。
また中国製造の場合、日本と異なる長期休暇(1月下旬〜2月上旬/10月上旬)があります。その期間にかかる場合はさらに納期が必要になりますのでご注意ください。
卒業記念品などは注意しなくてはなりません。「3月に使うから年明けに注文すれば間に合うだろう」と軽く考えてはいけません。上記の長期休暇が影響しますので、12月中旬の発注でもギリギリになることがあります。遅くても11月頃までにはお見積りをご依頼ください。
お見積りの依頼方法
お見積りをご依頼される際には次の項目は必ず明記してください。
■形状・・・設計図もしくは言葉で表現してください。
■サイズ・・・単純な形状でも、横幅と高さ、奥行きは必須です。
■種類・・・クリスタルガラス、ホワイトガラス、ソーダガラスのいずれかをご指定ください。
■数量・・・何通りかの指定も可能です。「最低ロッドで」という指定も可能です。
■納期・・・納期に間に合わない場合は、お見積り以前のお話しとなりますので。
■注意点・・・「気泡はNG」「サイズの誤差は5mm以内」など。
こちらを総合してお見積りさせていただきます。
設計図がある場合
設計図が用意できる方は、下記のような寸法入りの三面図をお送りください。なお、ガラスの淵はすべて面取りを行いますので、その部分は省略されて結構です。
下記のようなに一定の厚みを持ったペーパーウェイトは、Abode Illustrator で原寸大の正面図だけを作成し、データ入稿していただけるだけで構いません。
設計図がない/既製の形状でよい場合
設計図が用意できなくても大丈夫です。こちらで理解できる程度の手書きの図解でも構いません。ただし寸法は必ず明記してください。(既製品と同じでも可)
当店で通常販売している商品と同等の形状をお望みの場合は、各商品の詳細ページの価格表にある「見積りを依頼する」をクリックしてお見積りを依頼してください。
ただし流通経路がことなるため、一部を除いて類似品になりますのでご了承ください。(ほとんど見分けが付かないと思います)
変動価格
輸送費の上昇や、人件費や原材料の上昇により金額は変動します。お電話での概算見積りは行っておりませんのでご了承ください。必ず下記をクリックしてお見積りを依頼してください。メールが苦手な方はFAXでも構いません。